【実体験】小学生の息子が不登校になったら!原因や対応を解説

【実体験】小学生の息子が不登校になったら!原因や対応を解説 子育て

小学生の息子が突然不登校になりました。そんな日が来るなんて思ってもみなかったのに。

私と主人、小学5年生の息子と猫2匹の5人家族。息子は友だちと遊ぶことが好きで、長期のお休みでも友だちと遊びに出かけていたほどでした。

そんな息子がある日遊びから帰ってくると、「学校に行かない」と泣き叫んだのです。

「学校に行きたくない」原因は友だちとのトラブルでした。「悪口を言われたり平手打ちをされたり…」息子側だけの話なので詳細はわかりませんが、その日から息子は不登校になりました。

子どもが不登校になったら、親は戸惑いどうすればいいかわからなくなります。今回私たちが実際どのような対応をして日々を過ごしていったのかを不登校の原因や現状を含めてお伝えします。

小学生が不登校になる原因とは

小学生が不登校になる原因とは

文部科学省の調査(令和4年)によると、小・中学校における不登校児童生徒数299,048人(前年度244,940人)もいて、在籍児童生徒に占める不登校児童生徒の割合3.2%(前年度2.6%)にもなるのです。

では小学生が不登校になるのは、何が原因なのでしょうか。小学生が不登校になる原因は様々で、いじめだけとは限りません。

文部科学省の調査(令和4年)によると、不登校の原因は以下のようになります。

原因人数不登校児童生徒に 占める割合
無気力・不安154,772 人51.8%
生活リズムの乱れ,あそび,非行33,999人 11.4%
いじめを除く友人関係をめぐる問題27,510 人9.2%
親子の関わり方22,187 人7.4%
左記に該当なし14,814 人5.0%

これはやはりコロナ禍での制限によるものが大きいと言えるでしょう。

しかし制限が解除され学校に通えるようになった今、息子のように「対人間」でのトラブルは避けられなくなってきます。

小学生が不登校になったときのそれぞれの対応とは

小学生が不登校になったときのそれぞれの対応とは

では実際いじめやトラブルがあったときにどのような対応をすれば良いのでしょうか。

小学生の息子が不登校になったときの学校や学校外、親の対応、そして家での過ごし方についてお伝えします。

学校の対応

我が子が不登校になってしまったら、まずは学級担任に報告しましょう。その報告はなによりも優先してください。

文部科学省の調査でもいじめられた生徒の相談は、「学級担任に相談」が82.2%(前年度82.3%)と最も多くなっています。

小学生の息子が「学校に行かない」と言った原因は友だちとのトラブルで、友だちへの恐怖心から「学校に行くのが怖い」という気持ちになってしまったのです。

そのためまずは学級担任にその旨を伝え、「学校に行ったときに恐怖心を減らせるよう原因の友だちと物理的な距離をとっていただきたい」とお願いしました。

・席を離す

・体育などの際、同じグループになることを避ける

・学級担任ができる範囲で見守る

結果上記のような対策をとっていいただくことになりました。

もちろん同じ空間にいたら恐怖心は消えませんが、そこでどう距離をとるかは息子次第。心配ではありましたが、学校にできることにも限界があります。

息子は先生が相手の子に事実を確認することを望んでいなかったので、私も報告するにとどまりました。

学校外の対応

我が子が不登校になったとき、学級担任など学校内関係者だけではなく学校外(もしくは学校内の相談室)にも相談することが必要です。

なぜなら、学校外の第三者の目でみた判断が必要になるから。子どもにとって、親や先生以外の信頼できる大人の存在は重要です。

文部科学省の調査では、学校外の機関等で相談・指導等を受けた児童生徒34.6%、学校内の機関等では43.9%、学校内外の機関等で相談・指導等を受けていない児童生徒38.2%です。

学校外で相談している生徒の数は決して多くはなく、相談自体受けていない生徒が数多くいることがわかります。

子どもが「信頼できる大人はいる」と思えるよう、私は区の相談センターに息子を連れて相談に行きました。

区の相談センターでは、対大人・対子どもと別々にカウンセリングを受けられます。そのため子どもは親に聞かれたくないことを、親は子どもの前では話せないことを話せるのです。

そのおかげで私の心も楽になりました。息子は親に言えない気持ちを話せたようで、お互いに心が軽くなる時間が持てたのです。

市区町村の相談センターは相談件数が多く混んでいるため、予約日が何週間も先になる可能性があることは覚えておきましょう。

学校内にも相談室があるので、まずはそちらに電話して聞いてみてください。子どもが安心できそうなら、辛いときの学校内での居場所ができますよ。

親の対応

我が子が不登校になって冷静でいることは困難です。実際私もそうでした。

学校に報告をする、相談センターの予約をとる、などの対応をしつつ、心の中は常に「どうして息子が」という気持ちでいっぱいだったのです。

子どもが「学校に行きたくない」と言ったとき、そこにいじめや人間関係のトラブルがあるのなら、学校に行くことは勧めない方が良いでしょう。

まずは子どもの心が落ち着くのを待ってください。そしてもし子どもが外に出られるようになったら、相談室や相談センターで話を聞いてもらいましょう。

小学生の息子は3週間学校に行きませんでした。その間同年代の子と過ごすこともなく、外出は習い事のプールと空手のときのみ。

習い事は嫌ではなかったようで、少しでも外に出られたことは幸いだったといえるでしょう。外に出られたので相談センターに行くことができましたから。

子どもが不登校になったら、子どもの心や体の状態が安定するまでそっと見守ってあげてください。その間自分の心は嵐ですから、自分の心が落ち着くのも待ちましょう。

私は仕事をしながら、少し早く帰ったり主人や自分の母に協力してもらったりして、息子を見守る環境を作りました。

正直仕事の調整が一番辛いです。仕事があれば「他に気持ちを持っていける」かもしれませんが、我が子のことが気がかりなのに仕事に集中するのは難しいです。

すぐに仕事を辞めるなんて大抵の人はできませんから、どうか自分が壊れないよう無理はしないでください。そしてどうか自分を責めることだけはしないでください。

家での過ごし方

学校に行けない間家ではどう過ごすのか悩んでしまいます。「勉強が遅れてしまう」「人との交流の仕方を忘れてしまう」様々な不安で胸が苦しくなるでしょう。

しかし最初はそれらの不安について考えないようにしてください。優先するのは子どもの心と体が安定すること。それ以外はもっと後に考えればいいのです。

息子は3週間ゲームとYouTube三昧でしたが、私も主人も「勉強しなさい」とは言わず(心の中では常に「勉強が遅れてしまう」と不安でしたが)。

おかげで少しずつ話したり笑ったりしてくれるようになり、習い事に行ったときは楽しく過ごせるようになりました。

息子は眠れなかったり食事がとれなかったりということがなかったので、体調は問題なく経過。元気で毎日過ごせるようになったとき、「勉強しよう」と声かけしました。

最初はやる気が起きないようで何をやるにも時間がかかっていましたが、何度も繰り返して理解できるようになると少しは勉強するようになったのです。

小学生のうちは勉強する習慣ができていないと、自分で勉強に取り組むことは難しいかもしれません。

けれど小学生ならまだ勉強をみてあげられると思うので、本人が少しでも取り組めるなら寄り添ってあげてください。

もし塾に通っていて本人が塾に行けるのであればそれがベストですが(息子は今回のことがきっかけで塾に通い始めました)、塾で学校の友だちに会う可能性があるので無理はしない方がよいでしょう。

息子をみていて思うのですが、心と体が元気なのであれば人は何かに取り組めるのです。それがいつになるかわからない分親としては不安ですが、まずは見守ってあげてください。

小学生が不登校になってから現状は

小学生が不登校になってから現状は

小学生の息子が不登校になり4か月が過ぎました。最初の3週間は全く学校に行かず、家でひたすらゲームとYouTube。

けれど「クラブに出たい」と1時間学校で過ごし、それ以降週に3日ほど3時間~4時間は学校で過ごしています。

息子は会いたい友だちがいるようで、途中から登校して最後まで過ごすというパターンが多いです。

学校側が物理的な距離をとるよう配慮してくれたおかげで直接的な接触は少なく過ごせており、その点が安心感につながっているのかと。

もちろんまだ不登校の原因の子への恐怖心はありますが、今は恐怖だけではなく「怒り」や「抵抗」という方向に気持ちが変化しています。

そんな風に気持ちが変化できたのは、支えてくれる友だちと「信頼できる大人もいる」と思えたおかげではないでしょうか。

まだ1日学校にいられるわけではないので不安は数多くありますが、それでも現状は前に進んでいると考えています。

参考:文部科学省「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」

まとめ

まとめ

・小学生の子どもが不登校になるとき原因はいじめだけではない

・子どもが不登校になったらまずは学校に連絡し対応を求めるほうがよい

・相談の窓口は学校内だけではなく学校外にも持つ方が、子どもにとって信頼できる相手が増えることにつながる

・学校に行くよう無理に勧めるのではなくそっと見守るのがベスト

・家では好きなことをさせて子どもの心と体の回復をはかる

息子が不登校になり辛く悲しい日々でした。泣きたくても子どもの前で泣くと心配させるので、寝ている間に泣いていました。

息子は辛かったし今も辛いと思います。もちろんこんな風になって良かったとは思いませんが、不登校がきっかけとなり気づいたこともあるのです。

家族の絆は深まりましたし、なにより勉強について仕事について考える機会となりました。

今回のことでご迷惑をおかけした職場の方々には、申し訳なく思っています。そして融通をきかせてくださったことには感謝の気持ちでいっぱいです。

現代は学校だけが全てじゃなく学校に行かなくても成功している人はたくさんいて、でもだからといって息子について不安がなくなるわけではありません。

今はただ今日できることをするだけで、できたことに喜んで日々過ごしていきたいと思います。もしあなたが息子と同じように苦しい思いをしているのなら、今日できたことを褒めてあげてください。

たとえ何もできなくても今日を生き抜いたことが素晴らしい。あなたがいつか毎日笑って過ごせるようになることを願っています。

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