読書感想文の書き方を解説!小学5年生の今こそポイントを学ぼう!

読書感想文の書き方を解説小学5年生の今こそポイントを学ぼう! 子育て

夏休みといえば宿題です。そして宿題といえば読書感想文ですよね。

私は小さいころ、読書感想文の宿題が嫌いでした。なぜなら、感想文の書き方がわからなかったからです。

もちろん、大人になった私には読書感想文の宿題はありませんが、小学5年生の息子にはしっかり出ています。

どうやら息子も得意ではないようです。書き方がわからなければ、悩むし気が進みませんよね。

どうしたら文を書くことを好きになれるんだろう?

知っていますか?読書感想文は書き方のポイントを知れば、悩むことはないのです!

小学5年生の今だけではなく、この先も読書感想文の宿題は出続けるでしょう。

そこで、書き方のポイントや本の選び方などを調べてみました。私も小学5年生の息子も、読書感想文を通して気持ちを言葉にできたらいいなと思います!

読書感想文の書き方は?小学5年生から始めよう!

読書感想文は書き方は?
小学5年生から始めよう!

読書感想文の書き方は小学5年生以降で習うといいます。けれどそれまでは、書き方はわからないのです。

そのため、小学生低学年のころから親が一緒に取り組んだ方がいいでしょう。けれど私は一緒に取り組んできませんでした。

小学5年生になったからって急に書けるようになるわけはないのですから、書けなくても仕方ありませんよね。

しかしここでしっかり書き方を学び、読書感想文への苦手な気持ちをなくしたいと思います。

読書感想文の書き方のポイントは、構成をしっかり立てることです。では構成について、詳しくみていきましょう。

書き方のポイント

読書感想文の書き方のポイントとなる構成の立て方について、以下の4つを参考にしましょう。

ひとつずつ、どのように書けばよいのか内容をお伝えしますね。

<本を選んだ理由やきっかけ>

まずは、「なぜその本を選んだのか」、理由やきっかけを書きましょう。

例えば「自分は猫と暮らしているので、猫と暮らす主人公を身近に感じたから」「電車が好きなので、もっと電車について知りたい」などでしょうか。

本を選んだ理由は必ずあるはずです。それは深い理由でなくても「表紙がきれいだったから」だって立派な理由ですよね。

あなたが本を選んだ理由について、はじめにしっかりと教えてください。

<本の内容>

あなたが選んだ本にはどのような内容が書かれているのか、あらすじを書いていきましょう。

本の内容を知れば、あなたが本を選んだ理由とつながります。そして、感想やまとめにつながっていくのです。

読書感想文も、全体のつながりがなければ、読む人に内容は入っていきません。ですから本の内容をまとめてわかりやすく書いていきましょう。

そのとき、本のまえがきを参考にしてもいいかもしれませんよ。まえがきには本の内容について書かれているからです。

本を読んでから書いてもいいですし、先にまえがきから抜粋しておくのも書きやすいかもしれませんね。

<本を読んで心が動いた部分の内容とそれについての感想>

ではいよいよ感想です。けれどいざ感想を書こうと思っても、心が動いた部分をひとつひとつ思い出すのは大変な作業です。

そこで、本を読みながらやっておけば後で楽になる作業についてお伝えします!それは「心が動いた部分に付箋を貼る」ことです。

付箋に書く内容
  • 心が動いた部分に対する気づき
  • ページ数

このような内容の付箋を貼っておけば、感想を書くときに振り返りやすくなります。そして、付箋は白い紙に貼っておきましょう。

付箋を貼ったら白い紙に、「なぜ心が動いたのか、何が気になるのか、自分だったらどうするか」などの意見を書き込んでおきます。

そうすれば、文にまとめるときにスムーズに進められますよ。

もし本の内容と同じような経験があるならば、その経験を感想に盛り込めば、より深い感想文になるでしょう。

ほら、なんだか書けそうな気がしてきたと思いませんか?

<本を読んでの気持ちの変化や意見>

感想まで書けたので、最後は本を読んでの気持ちの変化や意見を書きましょう。これは感想文のまとめになります。

例えば「最初はこう思っていたけれど、主人公の生き方から○○に気持ちが変わった」など、本を読んで気持ちがどう変わっていったかを書いてください。

他にも「主人公の△△という考え方は、ぼくにはない考え方だ」などの意見を書いてもいいでしょう。

本を読むことで何を知り、気持ちがどうなっているのか、自分と対話することが大切ですよ。

読書感想文の構成の割合

読書感想文の書き方のポイントについてお伝えしました。では、文の配分はどのようにしたらよいのでしょう。

構成の配分を表にまとめてみましたので、参考にしてください。

内容配分
本を選んだ理由やきっかけ1割
本の内容  1割
心が動いた部分の内容とそれについての感想6割
本を読んだ後の気持ちの変化や意見2割

本の内容は長々と書かず、感想の部分に重きをおきましょう。

読書感想文が苦手な理由

そもそも、なぜ読書感想文に「苦手だな」という気持ちを持ってしまうのでしょうか。どうしてか、理由を考えてみましょう。

本を読んで「面白い」と思ったり「いまいちかな」と感じたり、誰でも感想を持つものです。

それなのに、いざ文にしようとすると、うまく言葉がでてきません。

結局「○○が面白かった」「△△で感動した」など、ありきたりな言葉を並べるだけになってしまうのです。

本当は「面白かった」という言葉の中にたくさんの意味が込められているのに、言葉で表すことは難しいですよね。

そう、私たちは気持ちを言葉にすることに慣れていないのです。

ということは、読書感想文を書くことで気持ちを言葉で表現できるようになるのではないでしょうか。

読書感想文は嫌だと思っていましたが、とても意味があることがわかりますよね!

読書感想文の書き方の例文をみてみよう!

読書感想文の例題をみてみよう!

読書感想文の書き方に、構成が大切なことがわかりました。けれどできれば例文が欲しいですよね。

構成に沿って例文を挙げてみるので、参考にしてみてください。

本選んだ理由やきっかけ

「ふたりのえびす」を選んだ理由を例文にあげてみました。

おばあちゃんの実家が青森ということもあり、身近に感じたのでこの本を選びました。

青森といえば、ねぶた祭しか知りませんでしたが、他にも伝統芸能があるので興味を持ちました。

また、主人公が少年2人ということに共通点がある気がしたのです。

なぜなら僕にも仲良しの友だちがいて、一緒に何かに取り組むことがあるからです。(152字)

自分と重なる点などを選んだ理由にあげるとわかりやすいですし、文を繋げやすくなりますよ。

内容

「星の王子様」の内容についてまとめてみました。

砂漠に不時着した飛空士の「僕」が宇宙の星からやってきた「王子様」と出会います。

王子さまは僕に、今まで旅をして出会ってきた人たちの話をします。そして、自分の星に残してきたバラの話も。

王子さまは旅する中で、大切なものとの絆や責任を自覚するのです。そして王子様は自分の星に帰ることを決めますが、その方法とは。

僕が王子様からもらった「大切なこと」が読んでいる私にもひびく本です。(185字)

最初の部分をだらだら書いてしまいがちですが、本の内容については簡単にまとめましょう。

心が動いた部分の内容とそれについての感想

「魔女だったかもしれないわたし」についての感想の例文です。

人と違うということで、自分も魔女にされていたかもしれないと考える自閉症のアディ。

家族の中での普通と外の世界の普通がこんなにも違うのかと胸がキューっと苦しくなりました。

私は人と違うことを受け入れられるでしょうか、そして認めることができるでしょうか。

学校にもいろいろな人がいて、理解してくれる人もそうでない人もいます。

けれど、自分が自分を好きと思う心を忘れてはいけないのだと感じました。(191字)

本を読んで感じたことを丁寧に言葉にしていけば、感想は伝わりますよ。

本を読んだ後の気持ちの変化や意見

「ルドルフとイッパイアッテナ」を読んでの例文になります。

人間と暮らしていた猫ルドルフが野良猫のイッパイアッテナに出会い成長していく姿は、生きる強さを感じました。

生きていれば自分の力じゃどうにもならないことはあるけれど、あきらめない強さをルドルフが教えてくれたのです。

最初は猫の冒険物語だと思いましたが、その中には、辛くても前を向いて生きていく強さが書かれています。

僕も水泳の試験に合格するために、強い気持ちで取り組む強さを持ちたいです。(190字)

最後のまとめの部分になるので、この本を読んでどんなことを学んだか、など書いていきましょう。

読書感想文を書くときは、文に肉付けしていきます。そのとき、「オノマトペ」と言われる擬音語や擬態語を使うと、より深みのある文に変わりますよ。

また、自分の経験を盛り込むことも大切です。そうすることで、説得力が生まれるのです。

青少年読書感想文全国コンクールの文字数は以下のようになりますので、書くときは文字数も意識して書きましょう

・小学校低学年の部(1、2年生)本文 800字以内
・小学校中学年の部(3、4年生)本文1,200字以内
・小学校高学年の部(5、6年生)本文1,200字以内
・中学校の部 本文2,000字以内
・高等学校の部 本文2,000字以内

引用:青少年読書感想文全国コンクール公式HP

例文を参考に、本を読んで感じたことを言葉にしてみましょう。

読書感想文で小学5年生におすすめの本は?

読書感想文で小学5年生におすすめの本は?

本はたくさんありますよね。その中から小学5年生が読書感想文を書くときには、どのような本を選べばよいのでしょうか。

本の選び方にもポイントがあります。それは「自分が体験したことがあるテーマ」や「興味があるテーマ」の本を選ぶことです。

では、読書感想文を書くときの本の選び方と小学5年生におすすめの本についてお伝えしていきますね。

本の選び方

本を選ぶときは、課題図書にこだわらなくても子どもが読みたい本を選んで大丈夫です。やはり、読みたいと思わなければ進みませんよね。

このとき、できれば以下のポイントもおさえると読書感想文が書きやすくなります。

  • 自分が体験したことがあるテーマ
  • 興味があるテーマ

<自分が体験したことがあるテーマ>

本を読むときに自然に選んでいるかもしれませんが、自分が体験したことがあるものについて書かれている本であれば共感しやすいでしょう。

本を選ぶ理由や気持ちの変化についても、まとめやすいのでおすすめです。

<興味があるテーマ>

こちらも同じように、自然に選んでいるかもしれませんね。そう、興味がある内容ならば読み進めるのもスムーズですし、意見が出やすくなるものです。

読み進めやすいということは読書感想文も書きやすいので、考えて選びましょう。

もちろん課題図書の中に読めそうなものがあるならば、探す時間が短縮できますよ。

課題図書について、青少年読書感想文全国コンクールから抜粋しました。

課題図書

本の専門家の先生方が、新しく出版されたたくさんの本の中から、年齢に合わせて、多くの感動を得られたり新たな知識を得られたりする本を、フィクション、ノンフィクション、外国作品などから選んだもの

引用:青少年読書感想文全国コンクール公式HP

このように選ばれたのなら、課題図書に読みたい本があれば一番スムーズかもしれませんね。

小学5年生におすすめの本

それでは小学5年生の読書感想文におすすめの本をご紹介しますね。

マインクラフト はじまりの島

  • 著者  :マックス・ブルックス
  • 出版社 :竹書房
  • ページ数:359ページ

ゲームで多くの人に親しまれているので、イメージしやすく気持ちが入っていきやすいのではないでしょうか。

ストーリーが冒険ものなので、わくわくした気持ちが味わえますし、その中で教訓も学べるので読み終わったときに満足感が得られる作品ですよ。

チギータ!

  • 著者  :蒔田浩平
  • イラスト:佐藤真紀子
  • 出版社 :ポプラ社
  • ページ数:165ページ

引っ込み思案の少年が、クラスのレクリエーションを大好きな卓球にするために声をあげます。

感想では「内容が面白くあっという間に読んでしまった」という声も多い作品です。

小学5年生の日常で当たり前にあるようなひとつひとつが、本人たちには大きな問題になります。少年たちが問題に熱く向き合う姿に共感できるのではないでしょうか。

5年2組横山雷太、児童会長に立候補します!

  • 著者  :いとうみく
  • イラスト:鈴木びんこ
  • 出版社 :そうえん社
  • ページ数:237ページ

児童会長への立候補を依頼された少年が、児童会長になるために活動する中で気づきを得ます。

少年が語る「学校は楽しいところじゃないといけない」という言葉は、みんなの思いかもしれません。

きっと共感できる部分がたくさんあり、日々の学校生活を振り返りたくなるのではないでしょうか。

読書感想文を書くという目的にとらわれず、読みたい本を探してみてください。読みたいと思えた本ならば、言葉にしたい気持ちが出てくるはずです。

まとめ

まとめ
  • 読書感想文の書き方は構成を立てることがポイント
  • 構成は「本を選んだ理由」「本の内容」「感想」「本を読んでの気持ちの変化や意見」で成り立つ
  • 小学5年生未満は読書感想文の書き方がわからないため、親と一緒に取り組む方が良い
  • 読書感想文の本は「自分が体験したテーマ」「興味があるテーマ」を選ぶ

小学5年生は物事を説明し自分の意見を言うことができます。また語彙力も増えるので、言葉の選択肢が幅広くなるのです。

しかし自分の気持ちを言葉にするのは、成長して語彙力が増えたからといって簡単にできるものではありません。

しかも小学5年生は思春期を迎える年齢でもあり、気持ちを表すことに戸惑いを感じるかもしれません。

けれどそんな時期だからこそ、言葉にする大切さを学びたいのです。ですから読書感想文の書き方は、良い練習の場と言えるでしょう。

長い夏休み、自分の気持ちに向き合うチャンスです。親子で取り組んでみるのも良いかもしれませんね。

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